株式会社ワンダーリーグは、エレコム株式会社が提供するARゴーグルとARアプリ専用コントローラーに、ARKit技術を活用したルームスケール体験ができる機能を実装できる開発環境、「ヴルームSDK」の配信サイトを開設し無料ダウロード提供を開始したと発表したのでご紹介します。
ARゴーグルでルームスケール体験
ARゴーグルでのルームスケール体験は、iOS 11から搭載されたARKitをベースにした、ARゴーグルと専用コントローラーを組み合わせ再現しされており、スマホARでルームスケール機能を活用したゲームも二本提供されている。
ARブレードガンナー
現実空間に登場するモンスターを、ARゴーグルから専用コントローラーを活用して倒し進めます。
ARスタースマッシュ
まさにARスポーツ体験!ARゴーグル連動した現実空間を動き回り、ステージ内に指定され星マークのパネルを撃ち抜こう!
「ヴルームSDK」とは
AR/VRでコント-ローラーを使い、「投げる、切る、打つ」といったアクションや、画面表示のUIをアプリに機能追加するためのUnity用開発SDKです。
スマホ向け環境となり、「iOS/Android両OS」に対応されており、iOS対応で利用可能なモーションコントローラーSDKは、他社からは提供されてないと発表されています。
ヴルームSDKは無料公開されており、法人・個人問わず無料で利用できるようです。
ヴルームSDK公式ダウンロードサイト
今後の可能性を考察
実際にARルームスケールを活用した利用シーンなども幾つか紹介されており、ビジネスシーンでの活用やエンタメ施設での体験コンテンツの提供などに活用されるのではないかと思います。
更に、提供されているARゴーグルは単眼仕様になっている事から、子供などの利用にも活用できるので、新たな体験施設型コンテンツが生まれる可能性も高まるのではないでしょうか?
新たにでてくる様々な技術やアイデアを連動させる事で、新たな可能性を感じます。