見えている画像を補正しユーザーの視野を向上させる「ヘッドセット＋コントローラー」が発売開始

医療機器の輸入製造販売を行っているFQ Japan株式会社から、視覚障害者に向けた「eSightマイグラス」を2018年5月1日から発売をすると発表されたのでご紹介します。

「eSightマイグラス」とは

「eSightマイグラス」体験イメージ

「eSightマイグラス」は、従来のケア用品とは異なる特徴をした医療機器になっており、高速高解像度カメラと有機ディスプレイが搭載され「ヘッドセット本体」と、映像を拡大しコントラストの強弱などの操作を容易にする「コントローラー」がセットになった製品である。

利用者は、「eSightマイグラス」を装着することで高速高解像度カメラを通し、二つの有機ディスプレイに画像を映し出し見ることができます。

病気など何らかの理由により網膜の黄斑部の中心にある中心窩が障害を負ってしまうと、視野の欠損や中心の暗点が起こり視力を低下させてしまいますが、「eSightマイグラス」は計算されたアルゴリズムに基づき画像を補正を行い、ユーザーの視野を向上することができる製品になっています。

さらに、「eSightマイグラス」は、独自のバイオプティック機能により、マイグラスの装着を3段階のポジションに調整することができるので、周辺視野を最大限に活用でき、日常生活の様々な場面に合わせて「eSightマイグラス」を最適に使用することが可能となります。