ロケーションベースVRの運営に関わる主要事業者によって構成されている、一般社団法人ロケーションベースVR協会によって、両眼立体視機器を使用した施設型VRコンテンツの利用年齢に関するガイドラインを施行し、発表されたのでご紹介します。
ガイドライン施行の背景
ロケーションベースVR協会では、7月18日より活動を開始し、13歳未満の子供に対するVRコンテンツの利用方法について、業界団体としてロケーション事業者が子供の立体視の発達への影響に配慮した自主規制を行う際の指針を明示することで、市場の健全な発展を目指すとともに、教育、研修分野などにおいて新しいアプリケーションの創出や活用を促進すべく、VRコンテンツの利用年齢に関するガイドラインについて、ワーキンググループを立ち上げて協議してきたとされている。
ガイドライン概要
本ガイドラインは、13歳未満の子供の立体視の発達への影響について考慮し、ロケーション事業者が係員によって使用時間および頻度を管理することを前提にされ、現在の水準に照らした医学的見地を踏まえたうえで、有識者において検討を重ねた結果施行されたものとなっているようです。
ガイドラインの内容は、7歳未満の子供による利用の禁止や、連続利用時間の規定など幾つかの基準が策定されている。